約 4,414,313 件
https://w.atwiki.jp/puyowords/pages/161.html
Tom氏のブログ記事より引用 ネット上でぷよぷよ通の対戦ができるフリーソフト。通称2ぷよ。 2002年に開発されて以来、未だに多くの人が愛用している。 数あるネットぷよの中でも恐らく最もプレイヤーのレベルが高い。 レーティングシステムと段位制を備えているため、 プレイヤーの実力を客観的に知ることができる。 一方で、対戦ツールとしての手軽さのおかげか中毒になる者が後を絶たず、 対戦をやめたくてもやめられない2ぷよ廃人も多く存在する。 レートの上下が異常に気になり始めたら危ない傾向である。 Flashで作られているためか操作性はあまり良いとは言えず、 慣れるまでに相当な時間が必要。 また、ツモや連鎖の速度がPCスペックや回線速度に大きく依存するため、 理不尽な負け方をしてストレスが溜まることも多い。 a~z、aa~zz、1~9などのID(パスも同じ)は、 多くの人に使われることから「公開ID」「匿名ID」と呼ばれる。 他人の試合を観戦することができるが、観戦者数のMAXは18人で、 有名プレイヤー同士の戦いだとすぐ満員になる。 新規IDはR1500初段から始まり、筆者の独断による大雑把なレベル分けは以下。 ~R1000 ぷよに触れて間もない人。定形で10連鎖が組める。 R1000~R1200 定形で12連鎖が組める。地元で最強レベル。 R1200~R1400 初心者。GTRで12連鎖が組める。 R1400~R1600 初級者。ある程度不定形が使いこなせる。 R1600~R1800 中級者。ある程度催促が使いこなせる。 R1800~R2000 上級者。対戦相手に名前を覚えられる。 R2000~R2100 強い上級者。全国に数十人。ちらほら観戦がつく。 R2100~R2200 かなり強い上級者。全国に十数人。数人の観戦がつく。 R2200~R2300 超上級者。全国に数人。十数人の観戦がつく。 R2300~R2400 超上級者が調子が良ければいく程度。維持は難しい。 R2400~ 超上級者が極々まれにいく程度。維持は不可能。 参考動画 外部リンク ぷよぷよ2ちゃんねる(公式サイト) 現状把握!ぷよぷよ2ちゃんねる(よくできたファンサイト) 2test applications(Flash Playerの改造版。画像や音楽の差し替えができる。)
https://w.atwiki.jp/puyokurooiu/pages/28.html
ひとまず簡単な説明をします。 S級リーグ 1・前S級1~3位(3名) 2・推薦者(ようかんさん・1名)3・新A級のAグループ・Bグループの1位と前S級の4位が総当たりを行い上位2名が参加(2名)計6名です。前S級の参加者次第では3の入れ替え戦がなくなるかもしれません。 開催予定は2月下旬からです。 A級リーグ 1・前A級Aグループ3~5位(3名) 2・前A級Bグループ3~4位(2名) 3・前B級1~2位(2名) 4・前A級Aグループ6位と前A級Bグループ5位の勝者(1名) ↓ 5・4の敗者と前B級3位の入れ替え戦の勝者(1名) 6・トーナメントの上位2~4名(変動あり) 7・推薦者(くまちょむさん・1名)計12名です。前A級の参加者次第でいろいろ変わるかもしれません。 開催予定は1月からです。 次に6のトーナメントについて説明します。 A級出場決定トーナメント A級出場権をかけたトーナメントを行います。 このトーナメントの参加条件は以下のようになります。1・前A級Aグループ、Bグループの最下位 2・A級リーグにかかれてある5の入れ替え戦の敗者 3・ぷよぷよクロニクル通リーグのレート3000以上 最大16名までとします。もし16名を超えるようなことがあればレートが高い順になります。優先度は1>2>3なので定員が超えていようと1、2の条件を満たす人は優先して参加できます。 次に参加表明についてですが、2の条件の場合は ・自分のネームでたいせんレートランキング→ぷよぷよ通リーグ・あなたの順位で日付とレート3000に到達したことがわかる画像をDMで送ること ・この際、DMで送る画像は当日のもののみとします。なので画像に映っている日付と、DMで送ってきた日付が同じになるようにお願いします。 ・たくさん応募者が来た場合の対策として、レートランキング表を作ります。ここには参加表明してくれた人のみの最高レートが記録されます。 ・一度参加表明してもらえれば、最高レートを更新した際に(画像に収めるのは必須)またDMで送ってもらっても構いません。 更新するたびに送ってもらっても構いませんが、そうすると大変なので一日一回にしてください。 参加表明開始は12月1日からでお願いします(補足説明がいろいろ入るので) ちなみにトーナメントの参加表明期限は12月11日までとします。もし参加表明が16名を超えた場合は、レートランキング表の上位16名(条件1・2の人数次第で変動)がトーナメントに出場できます。 参加表明が16人を超えた場合のみ12~15日は参加表明している人が最高レート更新を報告できる期間とします。レートの最終締め切りは15日まででお願いします。 参加したい人はレートに潜りまくりましょう。 16日から20日で入れ替え戦を行い、21日~31日までにトーナメントを行います。 トーナメントの形式についてもまた後日説明します。
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東北のACぷよ稼働ゲーセン(情報求む) ※それぞれのゲーセンによっては注意事項があるので、説明ページを一度目を通した上での訪問をお勧めします。 宮城県・仙台市 プレイランドエフワンR(ぷよぷよ通 100円4クレ 最大4セット?) http //playlandf1r.blog.shinobi.jp/ ザ・サードプラネット BiVi仙台店(ぷよぷよ通 100円2クレ 1セット) http //www.3rdplanet.jp/shop/detail/index.php?shop_id=4 プレビジョイカム仙台中山店(ぷよぷよSUN 無料 仲良し台) http //www.plabi.com/?p=406
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ぷよぷよ~ん ぷよぷよ~んパーティ ぷよぷよ~ん カーくんといっしょ ぽけっとぷよぷよ~ん ぷよぷよ~ん コラムス 機種:DC, N64, PS, GBC, Mob 作曲者:大成康二、永井一明、吉田順一、嶋崎聡 開発元:コンパイル 発売元:コンパイル、セガ 発売年:1999年 概要 ぷよぷよ第4弾(よ~ん=四) 新要素の「特技」と「ステージ」が登場。 音楽の評価はシリーズ中一番されていない。 良い曲が無い訳でなく、ゲーム自体がマイナーな為だろう。 ちなみに動画サイトにて、一部曲が作曲者の一人である吉田氏本人によってセルフアレンジされた。ちょっとしたファンサービスのようだ。 なお、機種により若干ゲームタイトルやアレンジが違う。サントラはDC・PS版準拠。 DC:ぷよぷよ~ん N64:ぷよぷよ~んパーティ PS:ぷよぷよ~ん カーくんといっしょ GBC:ぽけっとぷよぷよ~ん Mob:ぷよぷよ~ん コラムス このうちGBCでは前作『ぽけっとぷよぷよSUN』の再録曲も多く使用されている(下記では省略)。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 introduction ぷよぷよ~んタイトル 吉田順一 なにしてあそぶの? 開演そして… まんざいSiDE A サーカスステージ~It’s ショータイム! 吉田順一 火山ステージ~美少女コンテストへの道(仮) 吉田順一 水中ステージ~みんななかよくお友達 大成康二永井一明吉田順一 まんざいSiDE B 空中ステージ~ティータイムは空の上で 大成康二永井一明吉田順一 遺跡ステージ~トレジャーハンター? 吉田順一 第5回443位 準備OK!→LaDY 2 FIGHT! 大成康二永井一明吉田順一 第2回掘り出し42位 ピンチ!! あやつり人形 吉田順一 STRANGE FIELD 吉田順一 ピエロ 最終決戦? 吉田順一 第5回986位第13回552位ラストバトル84位第2回ラストバトル244位 わたしとわたし れんしゅう とことんなぞぷよ ふたりでぷよぷよ とことんぷよぷよ 大成康二吉田順一 過去作それぞれの「とこぷよ」のアレンジ 第2回掘り出し54位 名前をいれてね エンディング サウンドトラック ぷよぷよ~ん オリジナルサウンドトラック ドリームキャスト版のオリジナルサウンドトラック。
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※ 本作は数多くの機種に移植(*1)されているが、ここでは以下に準拠して説明する(「旧ぷよ」「新ぷよ」という名称の出典は『ALL ABOUT ぷよぷよ』に拠った)。 旧ぷよ 初出となった、CPUとの対戦がないファミリーコンピュータ ディスクシステム版(書き換え専用)とMSX2/2+版 新ぷよ CPUとの対戦が初登場となったアーケード版、およびその移植作品 また、このページでは「旧世代版」「アーケード版以降」「ゲームボーイ版」をそれぞれ分けて評価する。 判定は前者2つが 良作 、GB版が 劣化 。 ぷよぷよ(旧世代版) 概要 システム 旧ぷよの仕様 評価点 問題点 ファミコンロムカートリッジ版の変更点 その他 総評 余談(旧ぷよ) ぷよぷよ(アーケード版以降) 旧版からの変更点 評価点(新ぷよ) 問題点(新ぷよ) 総評(新ぷよ) 大ヒットに至った理由 余談 ぷよぷよ (ゲームボーイ) 概要 (GB) 問題点 (GB) 評価点 (GB) 総評 (GB) 余談 (GB) ぷよぷよ(旧世代版) 【ぷよぷよ】 ジャンル 落ち物パズルゲーム(初出時の公称はアクションパズル) 対応機種 MSX2ファミリーコンピュータ ディスクシステムファミリーコンピュータ メディア 【MSX】3.5インチ 2DDフロッピーディスク×1【FCD】ディスクカード両面(書換)【FC】1MbitROMカートリッジ 開発元(共通)発売元【MSX】 コンパイル 発売元【FCD/FC】 徳間書店インターメディア 発売日 【MSX/FCD】1991年10月25日【FC】1993年7月23日 価格 【FCD】600円→500円【MSX】6800円【FC】5900円 プレイ人数 1~2人 配信 プロジェクトEGG【MSX2版】 2024年3月26日【FC版】 2024年4月16日 判定 良作 ポイント アーケード版以前のぷよぷよこの頃は1人プレイメイン&ぷよ6色対戦時の面白さはこの頃から既にあり 魔導物語・ぷよぷよシリーズ関連作品リンクファミマガディスクシリーズ 概要 『テトリス』とアーケード格闘ゲームがブームになっている時に登場した落ち物パズルゲーム。 第一作はMSX2用ソフトとしてコンパイルから発売され、同日にファミコンディスクシステム用にディスクライター書き換え専用ソフトとして徳間書店から配信された。 ディスクシステム版は雑誌『ファミリーコンピュータMagazine』とのタイアップで「ファミマガディスク」シリーズのVol.5として発売された。 それまで「ファミマガディスク」は読者からのゲームアイデアを募集した「ファミマガディスク大賞」の受賞作品を多くゲーム化していたため、『ぷよぷよ』も一般投稿作品と勘違いされることもあったが、本作は一般投稿ではなくコンパイルとのタイアップ企画物である。 当時コンパイル社長だった仁井谷氏によれば、『ドクターマリオ』に似た企画が上がってきてOKを出したものの、任天堂からパクリだと訴えられることを恐れ、いっそ任天堂側から正式に許可を貰って出そうということでディスクシステムでの発売に踏み切ったという。(参考) システム 基本的なルール(便宜上、新ぷよ以降のルールも併せて記載) 縦12マス横6マスのフィールドがあり、最上部の左から3列目より2個1組のぷよぷよ(略 ぷよ)が降ってくる。 ぷよは同色のものを4個以上繋げる事で消滅し得点が入る。 ぷよが消滅すると、上に積まれていたぷよは重力法則に従って落下する。落下したぷよがさらに4個以上繋がるとそのぷよは消滅して、飛躍的な高得点を得る(連鎖)。 1手で連続して消した回数が2回なら2連鎖、3回なら3連鎖と表現される。 フィールド上部の画面外にもぷよを一マス分、置く事ができる。下のぷよが消えれば落下する。 ぷよの落下口である左から3列目に天井までぷよが積み上がると「窒息」となり、ゲームオーバー。 対戦時は、相手より先に窒息した側が敗北となる。左から3列目以外は天井まで積み上げても問題ない。 対戦時は、ぷよを消すと得点に応じて相手のフィールドに透明なおじゃまぷよを降らすことができる。入手した得点に比例しておじゃまぷよの数も多くなる。 おじゃまぷよ(MSX版での名称は「白ぷよ」)は4個以上繋げても消えないが、ぷよを消滅させた時に密接させておくと、そのぷよと共に巻き込んで消滅する。これによる得点などは入らず、反撃に利用することは出来ない。 一度に送り込めるおじゃまぷよは30個(5段)まで。さらに、旧ぷよ時点では最大30個までしかストックされず、それ以上溢れた分は切り捨てられる。 新ぷよ以降では、30個以上フィールドに降る予定のおじゃまぷよ(予告ぷよ)がある場合は複数回に分けて送り込まれる。 新ぷよ以降は、相手から送り込まれたおじゃまぷよの数を示す予告ぷよ表示が導入された。これは数値で具体的には表示されず、小ぷよ(1個)、大ぷよ(6個)、岩ぷよ(30個)というようにアイコンによって表示される。 新ぷよ以降は、時間が過ぎると送り込めるおじゃまぷよの量が増大する(マージンタイム)。 第2作の『ぷよぷよ通』以降では、自分のフィールドに予告ぷよがある状態でぷよを消すと予告ぷよの数を減らすことができるようになった(相殺)。 旧ぷよの仕様 1人でひたすらぷよを消すモード(ENDLESS/とことんぷよぷよ)、詰め将棋のように問題を解いていくモード(MISSION/なぞなぞぷよぷよ)、2プレイヤーとの対人戦専用モード(2PLAYER/ふたりでぷよぷよ)が収録されている。 旧ぷよでは、CPUとの対戦は搭載されていない。 オプションでぷよの見た目を人型(ヒューマン)にできる。人型は縦に並べると肩車した状態に、横に並べると肩を組んだ状態になる。 MSX2版では黄ぷよをカーバンクルの形にすることも可能。並べると溶けてくっついた状態になって少々グロい。 プレイ中のBGMと効果音を3種類の中から選択できる。OFFにする事も可能。 このうちの1曲「魔導物語音頭」はMSX2の『魔導物語1-2-3』が初出であり(*2)、後の新ぷよでも使われた。 ENDLESSではお助けアイテムとして縦2列分のぷよを押しつぶして消せる「ビックぷよ」または積まれたぷよの上をランダムに歩くと色かわってぷよを消す「カーバンクル」が使用可能。オプションでどちらか、もしくはOFFを選択できる。 評価点 非常にわかりやすいゲーム性 ルールも見ているだけでゲームをやった事が無い人でもすんなり入れる。 2~3連鎖までなら難易度は低く、うまく積み上げる事自体にコツが要る『テトリス』ほど精密な動作や思考は要求されない。これによって比較的簡単に火力を送ることができるし、ミスや軽傷からのリカバリーもそこそこ容易である。 パズルゲームでは珍しい、対戦メインの設計。 勝利条件を満たした方が勝つのではなく、先に相手をゲームオーバーにさせたほうが勝つゲーム性はゲームボーイ『テトリス』にも存在していたが、 本作はより「相手への攻撃」を主体・前提としたシステムが組まれており、当時ゲームセンターのトレンドだった対戦格闘を彷彿とさせる斬新なプレイ感を持っていた。 問題点 ぷよが最大6色のため色数が多くぷよを消しづらい。旧ぷよでは緑・赤・黄・灰色・黄緑・青の6色が登場する。 一応、低い難易度では4色にまで減少する。 後のシリーズでは黄緑ぷよが紫ぷよに変更され、灰色ぷよは廃止されて最大5色になった。 MISSIONモードで降るぷよはランダム・速度変化有で初期配置のぷよ以外はENDLESSと同様になっている。 特定の色を消すミッションなのにその色がめったに降ってこないことがある。 3連鎖すべし、といった連鎖のお題はその連鎖数ぴったりでなくても、連鎖数以上であればクリア扱いになってしまう。また、初期配置で連鎖を思いつかなくても、降るぷよが無限ということもあり、初期配置のぷよを一旦消してから自分で連鎖を組んでクリアできてしまう。 MSX2版・FCディスク版の時点では、一部システムの練り込みが足りない部分もある。 2人対戦モードは1P側と2P側でフィールドに降る組ぷよの色が違う。そのため、ツモ運次第で両者の積みに格差が出てしまう。 何連鎖しても一度に発生するおじゃまぷよの数は最大30個(5段分)まで。 ただし裏を返せば「一度の攻撃では致死量を送れない」ということであり、後述の新ぷよとはまた違ったバランスになっている。 相手から送られたおじゃまぷよの予告数(予告ぷよ)が表示されない。最大30個とは言え、相手側が起こした連鎖の度合いを見て目分量で判断するしかない。 ファミコンロムカートリッジ版の変更点 後に1993年に発売されたファミコンロムカートリッジ版は、基本的に旧ぷよであるディスクシステム版の移植ではあるが、逆輸入で2人対戦時に新ぷよに準拠したシステムが一部搭載されている。 1P側と2P側に配られる組ぷよの配列が一致するようになった。 相手に送れる予告おじゃまぷよの最大リミット数を18個、24個、30個、42個、60個、255個から変更できる。 新ぷよと同様に一度に降る量は最大30個のままで、余ったお釣りが次の手番で分割して降る。リミット255個にすれば実質的に新ぷよに近いルールになる。 対戦時の予告ぷよの数値表示が追加。両フィールドの画面下に、相手から送られた予告おじゃまぷよの数が数値で表示される。 対戦の通算勝利数カウント表示も追加。 バッテリーバックアップを搭載していないため、ミッションモードの進行状況はパスワード方式に変更されている。 タイトルロゴの『ぷよぷよ』の文字の配色が、ディスク版の青色から、アーケード版と同様の赤色に変更されている。 パッケージ上のロゴデザインもアーケード版以降のものに合わせられている。 その他 MSX2版では各色毎にぷよの形状が異なるが、FC版(ディスク・ロム共通)では容量の関係ですべて同じ饅頭型になっている。 FC版ではフィールドの縦幅が13段目まで見えるようになっている。 パッケージに描かれている『魔導物語』の主人公(アルル、当時は名無し)は、MSX2版のタイトル画面に登場するのみで、ゲーム中には一切登場しない。 総評 ルールがシンプルで一人でも二人でも遊べるパズルゲーム。 後に登場する新ぷよでは対戦要素が大きく持ち上げられる事となる。 余談(旧ぷよ) あまり知られていないが本作のディスク版は当時の価格(書換料)は600円だった。 これは1991年7月以降のソフトのみが対象としたものであるため、結果的にその対象となったのは本作以外では『タイムツイスト 歴史のかたすみで…』(前後編)、『クルクルランド』『じゃんけんディスク城』と計5本のみである。 1993年3月、ディスクライターが全国の小売店から撤収され、以降は任天堂サービスセンターで書き換え対応していた。これに合わせてこれらも500円に統一された。なお、書き換え対応は2003年9月をもって終了した。 2023年4月7日に発売の期間限定Windows用パッケージソフト『魔導物語 超きゅ〜きょく大全 ぷよぷよ入り』にて、これまでの『魔導物語』シリーズの復刻と共に、上記のMSX/FCD/FC版『ぷよぷよ』が全て復刻収録。さらに当時のマニュアルや付属物も物理的に復刻され、旧ぷよの音源が収録された初のサントラCDまで付属している。 本作には後述のPC-98版『ぷよぷよ』や『なぞぷよ』も同時収録。2023年12月までの限定販売となっている。 プロジェクトEGGで2024年3月26日よりMSX2版が、同年4月16日よりFC版が配信開始。 ぷよぷよ(アーケード版以降) 【ぷよぷよ】 ジャンル 落ち物パズルゲーム 高解像度で見る裏を見る 対応機種 (多数機種にて発売) メディア 【MD】4MbitROMカートリッジ【GG】2MbitROMカートリッジ【SFC】8MbitROMカートリッジ【PC98/X68/Win3.1FD】フロッピーディスク【FMT/PCE/Win3.1/95】CD-ROM 発売元【PC98】開発元【AC/MD/GG/SFC】 コンパイル 発売元(上記以外) 【AC/MD/GG】セガ・エンタープライゼス【SFC】バンプレスト【PCE】NECアベニュー【X68k】SPS 開発元(上記以外) 【PCE】Goo! 発売日 【MD】1992年12月08日【PC98/GG】1993年3月19日【SFC】1993年12月10日【PCE】1994年4月22日【X68k】1994年7月29日【Win3.1】1995年5月28日【CX-100】1995年【U1】1995年7月【Win95】1996年8月2日【Mac】1996年12月28日【WinCE】1998年5月 稼働開始日【AC】 1992年10月 プレイ人数 1~2人 配信 バーチャルコンソール【Wii MD版】 2006年12月2日/600円【Wii AC版】 2011年4月12日/800円【3DS】GG版 2013年1月30日/300円プロジェクトEGG【PC-9801版】 2023年10月17日 書換 ニンテンドウパワー【SFC】1997年12月1日/1,000円/F×2・B×0 別タイトル 【SFC】「す~ぱ~ぷよぷよ」【PCE】「ぷよぷよCD」【Win】「ぷよぷよ for Windows」【Mac】「ぷよぷよ for Macintosh」 判定 良作 ポイント 対戦メインに変更して大ブームに『魔導物語』由来のキャラ要素や漫才デモも大好評先に5連鎖した方が勝つゲームバランス 旧版からの変更点 1人用モード「ひとりでぷよぷよ」がストーリーに従ったCPUキャラクターとの対戦になった。 当時のパズルゲームは1人用エンドレスがメインであり、この頃では非常に珍しい「対戦ゲーム」としての面を強く押し出していた。 その一方で、アーケード版では旧ぷよの1人用メインモードであった「ENDLESS(とことんぷよぷよ)」と「MISSION(なぞなぞぷよぷよ)」がカットされた。 このため、アーケード版以降は必然的により対戦プレイを主眼に置いた作品となっている。 「とこぷよ」と「なぞぷよ」については後の移植版の一部で復活収録されているものもある(後者はごく一部のみ)。 ストーリーとして『魔導物語1-2-3』の世界観が本格導入。アルル・ナジャが主人公になり、同作からのキャラが対戦相手として多数登場する。 話の流れとしては『魔導物語3』のエピソードより後となっており、一部のキャラは既に顔見知りだったり、「あんた、まだそんなことやってんの!?」「やっぱりあんたが仕掛けた罠だったのね!」など、会話にもそれを踏まえたような台詞がある。 もっとも本作のストーリー自体はあって無いようなものなので、『魔導』を未プレイでも全く問題ない。 「連鎖ボイス」が導入された。ぷよを消していくと、2連鎖目で「ファイヤー」、3連鎖すると「アイスストーム」と言った具合に、連鎖に応じてボイスが鳴るようになり、今、何連鎖しているのかが分かりやすくなった。 連鎖ボイスは1P側がアルルの魔法ボイス、2P側(一人用時は左右に関わらずCPU側)がやられ声である。 PCエンジン版のみ全キャラに声優陣による連鎖ボイスがあり、おじゃまぷよ投下時にやられボイスが出る仕様。このため、対戦時には好きな使用キャラクターを選択可能。 ぷよの色数は、最大5色(緑・赤・青・黄・紫)になった。さらに難易度を変更する事により、3色にまで減らす事ができる。 フィールドに降る組ぷよが1P側と2P側で同じ色になり、おじゃまぷよが30個以上発生するようになった。 一度にフィールドに降る量は30個(5段)までなのは旧作と変わらないが、降りきれなかった分のお釣りが残るようになり、組ぷよを設置すると再び残りが降ってくる。この変更に伴い、相手から送られたおじゃまぷよの量を示す「予告ぷよ」が導入された。 評価点(新ぷよ) 一人用モードで、CPUの操る敵キャラクターとの対戦ができるようになった。 各敵の思考ルーチンも、スケルトンTはぷよを絶対に回転させない、ハーピーは両端の列にぷよを一番上まで積み上げる等、個性的な内容となっている。 CPU対戦が追加されたので実戦練習に他のプレイヤーを用意する必要が無くなった。 キャラクターが追加され、旧ぷよよりも華やかになった。 ストーリーでのキャラクター同士の会話デモは魔導物語と同じく、可愛らしいSDキャラで表現される。ストーリーも魔導物語を知らなくても楽しめるようになっている。 なお、この時の掛け合いデモがまるで漫才のようなボケとツッコミの多いものだったため、後に「漫才デモ」と呼ばれるようになり、その後のシリーズでもこの呼称が引き継がれた。 問題点(新ぷよ) 先に5連鎖したほうが勝つ先手必勝のゲームバランス。 予告ぷよを減らす方法が無い。 旧ぷよの「30個」を超えるお邪魔ぷよがストックされるようになった結果、72個程のおじゃまぷよを送り込めるスコアを先に叩き出したプレイヤーが即勝利という非常に大味なバランスになっている。 一応、5連鎖以外にもヘルファイア(2連鎖目で3組以上の色ぷよを大量に同時消しする)や潰し(早期におじゃまぷよを送り込み相手の連鎖を妨害する)等、5連鎖以外の勝ち方もあるが、あくまで変則的な選択肢であり、5連鎖が鉄板と見られている。 今でこそ4連鎖Wやデスタワー(発展型2連鎖)といった複雑な連鎖の開発に伴って5連鎖は"弱い"戦法とわかり、対戦ツールとしての駆け引き・奥深さが見いだされているが、当時としては両者が一斉に階段済みをして5連鎖を打ち合う味気ないゲームとなることが多かった(パズルの特性上、連鎖を伸ばすという方向に思考がいきがちであるが、厳密には5連鎖相当のスコアをより短時間で成立させるという少しずれた発想が必要なため) 両者がほぼ同時に致死量を送りあった場合、落ちてくるぷよを設置させないように回転させる事で時間稼ぎができるのだが、勿論相手も同じ事が可能なので、こうなるとただの連打勝負と化してしまう。 ストーリーの難易度「むずかしい」は単に難易度「ふつう」の4ステージ目から始まるだけなのであまり違いは無い。単純に総ステージ数が減らされるだけのため、エンディングを速く見たい時など以外のメリットはない。 『ぷよぷよSUN』では下位難易度の終盤ステージの相手からスタートという似た構成があるが、こちらはプレイヤーキャラを含むストーリーが各コースで異なる等で明白に差別化されている。 総評(新ぷよ) 『テトリス』や『コラムス』等の落ち物パズルゲームは既に普及していたが、『ぷよぷよ』はそのジャンルに新たな風を巻き起こしただけでなく、対戦要素や奥深い戦略性等を新たに導入した一大エポックとして位置付けることができる。 対戦要素そのものは先にGB版以降のテトリスで導入されていたが、そちらは主に対人戦のみであったため、一人用モードも対CPU戦をメインにして対戦を盛り上げたアーケード版以降の本作は画期的であった。 本作の時点ではルールに練り込みが足らない点もあったが、このヒットを受けて制作された続編『ぷよぷよ通』にてシステムは一応の完成を見せることになる。 大ヒットに至った理由 旧ぷよがファミコンディスクシステムの書き換え専用ソフトとMSX2で出た時、それほど話題を呼ぶことは無かった。『マイコンBASICマガジン』で手塚一郎などの一部ライターが紹介し絶賛するのみだった。 その手塚一郎も最初は「『ドクターマリオ』と『洗脳ゲーム テキパキ』をかけ合わせたような、オリジナリティのかけらもないゲーム」と評していた。(*3) しかし、1992年10月にアーケードで新ぷよが登場するや、たちまち大きな反響を呼び、空前のぷよぷよブームを巻き起こすことになった。その理由はいくつかあげられる。 当時、『ストリートファイターII』等の対戦格闘ゲームが大ヒットしている最中だったが、このアーケード版ぷよぷよも同様に、(当時のパズルゲームとしては異色な)人間やCPUとの「対戦」の要素が強く、対人戦が盛り上がった。 シンプルながら奥の深い戦略性を持っており、対戦ゲームとして完成されていた。 プレイヤー同士の対戦が嵩じて、全国大会などの大掛かりなイベントが各地で開催された。 ただ、初代『ぷよぷよ』は相手の攻撃を防ぐ手段がほぼ無く、先に5連鎖したほうが勝ち確定という詰めの甘い点もあった(5連鎖以外にも勝つ方法はいくつかあり、そこに到達する方法もいろいろあるので奥が浅い訳ではない)。この弱点は続編の『ぷよぷよ通』の相殺システムで解決される。 ダンジョンRPG『魔導物語1-2-3』から輸入した、主人公のアルルやどことなくゆるい雰囲気の敵キャラ、連鎖ボイス、音楽などが親しみやすく多くのプレイヤーに受け入れられた。 特にアルルはこのぷよぷよを機に一気に知名度を高め、コンパイルを代表する名ヒロインとなった。ディスクステーション(*4)の表紙でもほとんどが彼女で飾られた。 それ故に本家の魔導物語が影に隠れてしまったのが悲しいところだが…(詳しくは余談にて)。 1993年12月10日にスーパーファミコン(当時最もメジャーだった機種)へ『す~ぱ~ぷよぷよ』としてバンプレスト発売で移植され、多方面への広告宣伝の多さがゲームとは縁の無い幅広い世代への認知度を増やした。 この『す~ぱ~ぷよぷよ』が大ヒットしたため、当時「ぷよぷよはバンプレストのゲーム」と誤解されることも(ry 他にもメガドライブ(セガ)・PCエンジン(NECアベニュー)・パソコンなどの数え切れないほどの機種に移植された他、雑誌やテレビ等のCMも大々的に打っていた。 メガドライブ版は最初に家庭用移植された機種であり、ボイスが非常に少ない(2連鎖目の声のみ収録)事を除けばアーケード版をほぼ忠実に移植していた(*5)。後に発売されたPS版『ぷよぷよBOX』や、かつて配信されていたWiiバーチャルコンソール版『ぷよぷよ』も、このメガドライブ版の移植である。 後にバーチャルコンソールではアーケード版の移植も配信された。 PCエンジン版『ぷよぷよCD』はボイスを三石琴乃氏や塩沢兼人氏、井上和彦氏などの有名声優が声を担当しており、CD媒体の強味を生かして漫才デモがフルボイス&別バージョンの漫才デモも追加、さらに対戦では好きなキャラクターを選べる、とボイス面では豪華だったが、CD-ROMメディアの特性上ロード時間の長さは避けられず、当然ROMカートリッジを採用した他機種版とのテンポの良さからは多少劣ってしまう点があるのは否めない。 ただ、こうした放漫な販売戦略は過剰なコストも相まって、後にコンパイル倒産の原因の一つとなる。 余談 最初、コンパイルはドミノをテトリスのブロックに見立てて、同じ数字を横に揃えれば消せるという『どーみのす』という落ち物パズルゲームを開発していた。だが、全然面白くなかったということで作り直したものがぷよぷよになった(『ALL ABOUT ぷよぷよ』より)。 プロトタイプとなるMSX2/FCD版旧ぷよの翌年に登場したアーケード版はセガ発売ということもあり、セガからコンパイルに『コラムス』のソースコードを提供したりといろいろな協力があったとのことで、セガとコンパイルが組んだ形で作った最初の『ぷよぷよ』だったということが2020年にSEGA AGES発売の際のインタビューで語られている。 最初の旧ぷよにセガは関わっていないため元祖とは言えないものの、コンピュータ戦や漫才デモ等が追加されシステムが洗練されたセガ協力による新ぷよがその後も引き継がれるスタンダードとなったため、こちらもシリーズの礎を築いた源流と言えるだろう。 海外では当初ヨーロッパでアーケードの翻訳版が発売されたが、出回りが悪かった上にこのリリースに関する公式からの情報がほぼ皆無に近く、『ALL ABOUT ぷよぷよ通』のインタビューで軽く触れられていた程度だったため、海外では長年「非公式の海賊版ではないか」「いや公式だろう」と議論が絶えなかった。 海賊版説が広まった原因として、上記のように実物を見た人がほとんど居なかったことや、アーケードエミュレーターのMAMEで動くROMとして違法コピー基板から吸い出されたバージョンが「Puyo Puyo (World, bootleg)」(ワールド版、海賊版)という名称でネット上に出回ったからではないかという説がある(*6)。 2019年にNintendo Switchの『SEGA AGES ぷよぷよ』で英語版が初移植され、この翻訳版は公式のものであるとひとまず議論に決着が付いた。 なお、アーケード以外の初代の海外移植版は本来の魔導キャラではなく別のキャラへ差し替えたバージョンで発売されている(カービィキャラの『Kirby s Avalanche/Kirby s Ghost Trap』、ソニックキャラの『DR.ROBOTNIK S MEAN BEAN MACHINE』、テトリスの作者が監修した『Qwirks』など)。これは文化の違いにより、二頭身で描かれる女の子メインの魔導キャラたちが受け入れられなかったためとされる(『ALL ABOUT ぷよぷよ通』より)。 この内、ソフト自体は英語のままながら『DR.ROBOTNIK S MEAN BEAN MACHINE(ドクターエッグマンのミーンビーンマシーン)』は日本国内でも『ソニックメガコレクション』や『メガドライブTV』などの収録作品の1つとしてプレイ可能で、『Qwirks』も和訳取説付きで国内で発売されたが、『Kirby s Avalanche/Kirby s Ghost Trap』の方は残念ながら国内では公式発売されていない。 大ブームを起こした日本と対照的に、当時の海外ゲーム雑誌では「既に同じようなゲームが多くある」と冷たい意見が多かったようだ。 この点はゲームセンター進出前の日本での評価に近い。欧米市場でAC版が浸透していなかった点も併せると、ブームには対戦環境の充実が不可欠だった事がうかがえる。 後にセガがぷよぷよの版権を継承して以降、『Puyo Pop』というタイトルで海外でも魔導キャラのぷよぷよが登場するようになった。 2019年発売の復刻ゲーム機「メガドライブミニ」の日本版には収録されなかったものの、アジア版・北米版・EU版には収録されている。 名目上は、アジア版では『ぷよぷよ』、北米版とEU版では『Dr. Robotnik s Mean Bean Machine』を収録となっているが、なんと言語切替でこの2本が切り替わり、両方遊ぶことができる。 2021年10月26日に『セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online』初期収録作品の一つとしてメガドライブ版が国内版のみで配信された。 海外版では代わりに『Dr. Robotnik s Mean Bean Machine』が配信されている。 さらに、2022年7月22日には海外版『Super NES for Nintendo Switch Online』にて『Kirby s Avalanche』が追加配信。日本版では名目上は未配信であるものの、少し手をかけて海外アカウントを取得することで国内で遊ぶことも可能になった。 あくまでぷよぷよの世界観やキャラは魔導物語からの輸入にすぎなかったが、原作である魔導物語が主にパソコンで展開しておりマイナーだった影響もあり、ぷよぷよの知名度が独り歩きした結果、本家の魔導物語を「ぷよぷよのキャラが出てくるRPG」と勘違いする人が現れた。そのため後の魔導物語シリーズの中にはぷよぷよでの設定を逆輸入したり、「ぷよぷよRPG」というキャッチコピーで出されたものもある。 似たような事例が他社でも起きており、例としてハドソンの『桃太郎伝説』→『桃太郎電鉄』、タイトーの『バブルボブル』→『パズルボブル』等が挙げられる。 本作のヒットを受けてコンシューマでも魔導物語のリメイクや関連作品がリリースされるようになった。 4体以上並んだ同色の魔物「ぷよぷよ」が消えるのは、時の女神の力を借りて異界に転送する魔法「オワニモ」でぷよを消しているというバックストーリー設定が存在する。 オワニモの設定は機種ごとに少しずつ異なる。また、あくまでも単なるフレーバーテキストで、ぷよが何故消えるかの理由付けに過ぎず、本作のゲーム中に「時の女神」なる存在は一切登場しない。 この設定を受け、アルルがオワニモの封印を解くまでを描いたRPG『魔導物語 道草異聞』、オワニモが「逆召喚」の魔法の一種であるとして時の女神もストーリーに絡めた角川文庫の小説魔導物語シリーズなども作られた。 「オワニモ」という呪文名は、初期の『魔導物語』や『ぷよぷよ』の企画者である米光一成氏の苗字「yonemitsu」を強引にアナグラムした「uyenimo(tとsは不使用)」が由来になっているという。 当時、ぷよぷよ人気で御当地広島に「ぷよまん」(もみじ饅頭のぷよぷよ形のもの)のショップが現れた(*7)。他にも「カーバンクルまん」や変わり餡のぷよまん等が販売されていた。 コンパイルの経営破綻後も2002年ごろまでは販売が続けられていたが、コンパイルの解散により販売終了。その後、2023年に当時のコンパイルスタッフが発見した木型を元にセガのライセンスを得て復刻された「ぷよぷよまんじゅう」が販売されている(参考リンク) バンプレストのクレーンゲーム用ぬいぐるみで「ぷよぷよ」が発売されたが、100個入り中カーバンクルはなんと1個。レア中のレアだが、オークション等がまだ普及する前であり、最近ほど「取りやすい様に動かして」というプレイヤーもいなかったので問題にはならなかった。 前述した本作の原型になった「全然面白くなかったパズルゲーム『どーみのす』」については、後にMSX版の開発データが発掘され、コンパイル◯より2017年6月8日にプロジェクトEGGにて『どみのん』と改題・完成されて配信開始された。 500本限定・1100円で発売(+別途EGG月額会員登録が必要)となっており、ゲームを進めて行くと『ぷよぷよ』まで至る制作秘話が読めるようになっている。 2021年12月27日にテレビ朝日系列で放送された『テレビゲーム総選挙』において、本作品が38位にランクインした。 元々は他社タイトルだが、現在におけるセガのタイトルで唯一ランクインした作品である。セガ傘下のタイトルまで範疇を広げるとアトラスの『ペルソナ』シリーズもランクインしている。 2023年には上述の『魔導物語 超きゅ〜きょく大全 ぷよぷよ入り』にPC-98版が復刻収録。付属物の同時復刻やサントラCD化されているのも同様。 さらにこの復刻版が登場したのもあってか、同年10月17日にはプロジェクトEGGにてPC-98版『ぷよぷよ』が配信開始されることになった。紹介ページではPC-98版に対戦中のボイスや敵キャラクター固有の思考ルーチンがない反面、他機種版と比較して高解像度であることや、予告ぷよが画面左右端に縦に並んで表示されることから見やすい点が売りに上げられている。 ゲームに罪はないのだが、なまじ大ヒットしたがために、のちのコンパイル倒産のきっかけを作った作品として複雑な思いを抱くファンもいる。 ぷよぷよ (ゲームボーイ) 【ぷよぷよ】 ジャンル 落ち物パズルゲーム 対応機種 ゲームボーイ メディア 2MbitROMカートリッジ 発売元 バンプレスト 開発元 ウィンキーソフト 発売日 1994年7月31日 定価 3,980円(税別) プレイ人数 1~2人 周辺機器 スーパーゲームボーイ/同2対応 判定 劣化ゲー ポイント 白黒のため、ぷよの見分けが困難極端に変わる落下スピード・利きづらい回転ボタンSGBではカラーになるが、SFC版と比べ大幅劣化 概要 (GB) 色々な機種で発売されたぷよぷよ。もちろんゲームボーイでも発売された。 移植のベースはアーケード版以降の新ぷよ。収録モードはSFC版同様「ひとりでぷよぷよ」「とことんぷよぷよ」「ふたりでぷよぷよ」。 しかし本作のみ移植力が足りなかったのか、色々と残念な内容になってしまった。 問題点 (GB) GB版は他と違い、GB本体で遊ぶ場合はカラーではなくぷよの判別は形と白黒で判断するためにやりにくい。 ぷよの形状や白黒の濃淡は微妙に違うものの、GBの小さな画面ではとっさに判別しにくい(*8)。 操作感が他機種と比べておかしい。 下ボタンでの高速落下が固定のスピードではなく、現在の落下スピードの2倍くらいのスピードで落ちる。 そのため序盤のステージでは高速落下でも遅い。相手側も同じなので、序盤のゲームスピードは非常に遅くテンポが削がれる。 ぷよが接地した状態で下ボタンを押しても、ぷよがすぐに固定されない。 それどころか、接地した状態で下ボタンを押している間、これ以上落下しないのに余分な落下ボーナス (最大10点程度) が入り続ける。 ボタンの反応がややもっさりしており、回転操作をたまに受け付けないことがある。 回転直後に回転操作を受け付けない間があるのが主な原因。 横に押しっぱなししたときのぷよの移動速度、ぷよを接地したあと次のぷよが出るまでの時間、ぷよをちぎったときの速度など色々遅い。 後半ステージでは落下速度が上がり、とくに回転の操作を受け付けにくくなる事が多い。 演出が貧弱。 4つ並んだぷよは点滅してただ消えるだけで、効果音も手抜きっぽい音に変更されている。 連鎖ボイスや、連鎖で魔法が飛んでいく演出もカットされている。 おじゃまぷよが大量に降っても、揺れないし効果音もない。 ぷよの横移動音や、ゲームオーバーでのぷよ落下音など、いくつかの効果音が金属音のような謎のノイズに変更されており、ところどころ耳障りである。 COMの思考ルーチンが原作と異なってやや難易度が上がっており、スケルトンTに至ってはぷよを回してくる有り様。 当然、それぞれ倒すのも難しく、中級者でも持久戦になって簡単なレベルでのクリアは他よりハードルが上がる。 すけとうだらやハーピーなど一部キャラの特徴的な積み方も無くなり、普通に積んでくる。 ただし、このような思考ルーチンの画一化は先に発売された同じ携帯機のゲームギア版等でも同様である。 評価点 (GB) 容量が少ないGBでもボイスはなくとも漫才デモは健在。キャラも削られることなくきちんと全員登場している。 同じ携帯機のGG版ではデモがばっさり削られていたため、デモをほぼ完全収録していることは評価できる。 ただし、容量の関係でBGMが削減・差し替えられている部分や、演出や台詞が一部変更・簡略化されている箇所もある。 また、他機種ではアルルの一人称が「あたし」となっていた箇所が「ぼく」に修正されているなどの改善点もある。 とことんぷよぷよにタイムアタックが追加。 制限時間が来ると自動でゲームオーバーになるため、そこまでのスコアを競うという方式。 総評 (GB) 白黒画面のゲームボーイに『ぷよぷよ』は向いていなかった。 遊べないわけではないが、多数のハードに移植されているため、本作を選ぶ理由は薄い。 どうしても「ゲームボーイでぷよぷよをやりたい」という場合も、本作ではなく後述する『通』以降の方を選ぶ方が良いだろう。 余談 (GB) SFC用周辺機器「スーパーゲームボーイ」に対応しており、これで遊ぶとソフト1本で2人対戦が可能。 画面が大きくなり、SGBのカラー表示にも対応しているので、ぷよにきちんと色が付くため遊びやすくなる。 なお使用色数の関係か、本来の緑ぷよが青ぷよに、そして青ぷよが水色ぷよになっている。 だが、SGBで改善されるのはグラフィック周りの部分だけであり、操作性の妙なもっさり感に関してはSGBを使っても依然悪いまま。 そしてSFC本体が用意できる環境があるのならばGB版より先に発売されているSFC版を遊んだ方が圧倒的に良い。この点ではGB版ストリートファイターII等にも共通するものがある。 + 参考:スーパーゲームボーイでのプレイ動画 http //www.nicovideo.jp/watch/sm814250 なおGC用周辺機器「ゲームボーイプレイヤー」ではゲームボーイカラーでのプレイ時と同等の仕様になるので上記SGBのような特典はない。 板鼻利幸氏曰く猛スピードで落ちてきても見分けられるようにドット打ちしたとのこと。確かに慣れれば見分けられなくもないが……。(リンク)(リンク2) 裏技としてステージセレクト機能や、いきなりエンディングを見られるというものがある。 ただし、SFC版にもそれと同様の裏技が搭載されている……上に、SFC版の方がもっと出来ることが色々多い。 本作で問題点として挙げられたぷよの判別・落下の仕様・操作性は、次回作以降のGB移植版である『ぽけっとぷよぷよ通』『ぽけっとぷよぷよSUN』で大きく改善されている。 GB本体でのプレイ時は同じくモノクロではあるのだが、こちらはぷよに模様をつけて判別がしやすくなっている他、おじゃまぷよの落下速度が他機種とほぼ同じ速度になり、ボタン操作の反応も上々。
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ニコニコオールスターズが出演するぷよぷよ。 結末にはチートな能力にやられ終了というパターン。 尚、ニコニコinぷよぷよ通バージョンでは一応途中で変な行動をする。 また、ニコニコinぷよぷよ3ではゲーム説明が超次元だったりひまわりなんちゃらかんちゃら風なバトルが出たりとこのぷよぷよ動画はフツーじゃない。 「やってみたい」との声があるがニコニコinぷよぷよを攻略するのは容易ではなく、つーか無理ゲーである。 現実に存在したら小さい子のプレーヤーは何回もクリア出来ず泣くであろう。 だが幸いこのゲームは当然存在しない。つーかあったら超次元である。
https://w.atwiki.jp/kuniodb/pages/683.html
Wi-Fiでのネット対戦やブルートゥースを使ったオフライン対戦が楽しめる。 オフライン対戦でリアルなお友達を失ったりしない程度に楽しもう。 たいせん じゅんび ブルートゥース(iPhoneのみ) 対戦する人同士どちらもブルートゥース機能をONにしよう。 Wi-Fi ゲームサービスにログインした状態でWi-Fi環境にてWi-Fiに接続しよう。 たいせん ほうほう 目の前のお友達と対戦する場合は「ブルートゥース(iPhoneのみ)」か 「Wi-Fi」で「してい つうしんたいせん」 離れたお友達と対戦する場合は「Wi-Fi」で「してい つうしんたいせん」 知らない人と対戦したい場合「Wi-Fi」で「だれかと つうしんたいせん」 通信対戦する場合はHPの消費はなく、復帰待ちのチームも使える。 部屋を作った人の背景やBGMのステージで勝負になる。 相手が通信エラーで切断された場合は自動的にCOMに切り替わる。 (相手の操作選手のマークが[C]になった場合COM操作) たいせん ほうしゅう 1日5回、通信対戦をすると試合結果に関係なく50スターが貰える。 回数がリセットされるのは日付が変わるタイミング(0時) スターの受け取りはホームのまみ(右側の女子)から受け取れる。 また上記報酬とは別に試合の勝ち負けによって試合後に貰える結果報酬がある。 各報酬の出現率は以下の通りです。 ヘッダーをクリックで並び順変更可。 報酬 対人勝ち 対人負け 対COM勝ち 対COM負け スターガチャ券 0.1% 0.1% みなげんきー 0.2% 0.2% ぎんぎんぜっと 0.4% 0.4% ふっかつのたね 0.2% 0.2% 5スター 0.5% 0.5% 3スター 0.6% 0.6% 1スター 3% 3% 50トッド 50% 25% 2.5% 30トッド 25% 50% 5% 25トッド 20% 20% 50% 20% 10トッド 22.5% 30% 5トッド 20% 50% ※対COMとは、対人していた相手が試合中に接続が切れ COM操作に切り替わった状態の相手との対戦 たいせん るーる 基本的にはCOM戦のシステム・ルールと同じだが 多少異なる点がある。 タイムが出来ない 右上の残り時間が表示されているところをタップしても 試合放棄の表示が出ない為、ポーズ出来ない。 試合の時間切れ 人数の多い方が勝ちとなる。 人数が同じ場合はキャラの残り体力が全員1になり 時間制限なしの延長戦に突入する。 延長戦は全滅ではなく、先に1人キャラがやられたら方が負けになる為 延長突入時にボールを持っていた方のチームが断然有利! その他のじょうほう このページを編集 コメント 名前 すべてのコメントをみる タグ:'つうしんたいせん' 'めにゅー'
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連鎖の組み方 フィーリング連鎖 運に任せて適当にぷよを積み、連鎖させる方法。 のほほ積みやハーピー積みが有名。 何も考えず高速でぷよを落とすため、2、3連鎖はおろか、時として中連鎖を起こすこともあり、初心者同士の対戦では意外に有効。 階段積みの上に適当に余ったぷよを乗せる事で若干ながら連鎖数を伸ばすこともできる。 wifi対戦で使用すると、相手に雑魚と思われてしまう。 のほほ積み フィーリング連鎖の一種。旧コンパイルスタッフKEROL氏が発明。魔導キャラ「のほほ」が使っていたことから。 右列からそのままぷよを積み、最終的に右2か3列をぷよで埋め尽くすもの。 「カエル積み」とも呼ばれる。それ故か、現在どんぐりガエルが継承している。 フィーリングと思って油断していると稀に6連鎖が飛んでくるので注意。 ハーピー積み フィーリング連鎖の一種。魔導キャラ「ハーピー」が使っていたことから。 左端・右端と交互にぷよを積み、最終的に左右1列ずつぷよを積み上げるもの。 派生として、左上まで積み上げてから右列に移る「ユウちゃん積み」が存在する。 すけとうだら積み フィーリング連鎖の一種。魔導キャラ「すけとうだら」が使っていたことから。 左端列にぷよを4個重ね、これを1列ずつ右端まで繰り返して敷き詰める。 フィーバールールだと形が変わるものの、当人の登場に伴って復活。 定型積み ぷよを規則正しい配列で並べるもの。階段積みや鍵積みが挙げられる。 階段積み 最も有名な積み方。コンパクトにツモをまとめることができるため、とことんぷよぷよなどで大連鎖を狙う場合、その威力を発揮する。 反面、発火点が限られており、潰しには非常に弱く、対戦では有利に働かないことも多い。 鍵積み 定型積みに属する挟み込みの一種。 挟み込みをマスターする前の慣れとしておそらく誰もが通る道(?) 不定形な挟み込みに移行しやすいため、対戦でも割と臨機応変に対応できる。 不定型積み ぷよの配置が定めれないツモのことをいう。 折り返し 連鎖が進む方向を転換すること。 大連鎖を組むためには折り返しのマスターは必須。 GTR 折り返しの技法のひとつ。考案者の名前を取って「グレイト 田中 連鎖」(Great Tanaka Rensa)を略したもの。 カウンターに持ち込みやすい。 カウンター 一度に落ちてくる最大量である5段分のおじゃまを食らっても発火できるよう、発火点を高くした積み方。 左2列で発火点側を組むものをホーリーカウンター、右3列で発火点側を組むものをイービルカウンターという。 ただしフィーバーにおける、10連鎖以上のカウンターのタネの場合、5段のおじゃまを食らった時点で窒息することがあるので注意。 潰し 牽制として2~3程度の連鎖を打つこと。同時消しを混ぜると効果的。 これが通れば相手の動きを一時的に止めることができ、逆に本線を発火してくればその間にこちらは連鎖を伸ばす事ができる。 試合開始直後に潰しをかけることを「速攻」、相手の本線を発火させるために潰しをかけることを「催促」という。 ヘルファイア(Hell Fire) 潰しの一種で、2連鎖の同時大量消しのこと。ダム積みやミルフィーユなど。 語源は旧仕様におけるアルルの2連鎖目のボイスが「ファイヤー」であり、また殺傷能力を持つ2連鎖と言うことで、地獄のファイヤーとなったものと思われる。 派生形として3連鎖の同時消しにキルアイス(Kill Ice)がある。 語源は旧仕様にてアルルの3連鎖目のボイスが「アイスストーム」である&ヘルファイア同様殺傷能力のある3連鎖 凝視 相手のフィールドやNEXTぷよを見ること。 段位以上に上がるためには習得が必須。 二段目の伸ばし phan先生のぷよ講座 「初心者向け講座動画1 折り返さない階段積みからGTR+階段まで」 この動画における「二段目の伸ばし」について解説(27分11秒付近) 「1×2の右下が使える 」というのは 右に1マス、下に2マス移動した先に同じ色のぷよがあれば 挟み込みの下側のぷよと考え連鎖パーツを作れますということ 手順例 二段目の伸ばしぷよ譜 ↑は左2列目の赤ぷよから順に黄青緑の4つの余りぷよがある状態 (紫は今回活かせないぷよ) 1手目では赤が1×2の位置なので挟みで使える余りぷよ 1手目置くと黄が1×1の位置で同様に使える 2手目置くと青が2×1 3手目置くと緑が2×1 そして4手目置くともう流れは大体決まっているので 5~7手目で補って 8手目で発火できる形ですよって理論
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登録日:2014/03/5(水) 20 17 30 更新日:2022/05/25 Wed 16 58 11NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 3DS 4機種マルチ Nintendo Switch PS3 PS4 PSvita SEGA Steam Wii U Xbox One XboxOne ごちゃ混ぜ ぷよぷよ ぷよぷよテトリス ゲーム セガ テトリス ニンテンドー3DS パズルゲーム マルチプラットフォーム 夢の競演 陣内智則 『ぷよぷよテトリス』は、2014年2月6日にセガより発売されたゲームソフト。 ■概要 『ぷよぷよ』と『テトリス』、2大落ち物パズルゲームのコラボレーションゲーム。 ぷよぷよシリーズのナンバリングには含まれていない。 「ぷよぷよ」同士、「テトリス」同士の対戦はもちろん、 異種対戦や、同一フィールドで「ぷよ」と「テトリミノ」が出現するルールなど、 双方の異なるゲームシステムを織り交ぜた様々なゲームモードが収録されている。 また、全機種でインターネット対戦が可能。 登場するキャラクターは、『ぷよぷよフィーバー』以降に登場している『ぷよぷよ』シリーズキャラのほか、 『テトリス』ブランド側が版権を持つコラボキャラクター扱いとして本作で用意された新キャラクターが登場。 「アドベンチャー」モードで描かれるストーリーの時系列は、『ぷよぷよ7』や『ぷよぷよ!!20th』よりも後にあたる。 ■対応機種 本作は以下の機種で発売されている。 基本的なゲーム内容はどの機種も同じだが、機種によってはゲームバランスの変更など一部異なる点もある。 ニンテンドー3DS版、Wii U版、PS3版、PS Vita版 2014年2月6日に発売。 ニンテンドー3DS版とWii U版は、同一のサーバーでインターネット対戦が可能。 また、PS3版とPS Vita版も、同一のサーバーでインターネット対戦が可能。 PS4版、XBOX One版 2014年12月4日に発売。 内容はPS3版がベースとなっているが、ぷよぷよvsテトリス時の攻撃値の調整、 ぷよぷよ接地から次の組ぷよが出るまでの時間とおじゃまぷよ落下時間の短縮、 テトリスからぷよぷよへ攻撃した際のおじゃまぷよが降るまでの時間を延長、 「ドリームアーケードひとりで」でCOM最大3人との対戦が可能になる等、一部のゲームバランスや仕様が変更されている。 また、他機種で有料販売されている追加コンテンツが初めから収録済み(「アドベンチャー」モードを進めると入手できる)。 インターネット対戦も可能だが、他機種とのインターネット対戦は不可能。 Nintendo Switch版『ぷよぷよテトリスS』 2017年3月3日に発売。ゲーム内容やバランス調整は上記のPS4版、XBOX One版とほぼ同内容。 TVモード、テーブルモード、携帯モードの3つのスタイルでプレイできる。 また、複数の本体と、本体と同じ数のソフトを持ち寄り、ローカル通信でプレイすることも可能。 さらに、海外版のNintendo Switch用ソフト『ぷよぷよテトリス』とインターネット対戦が可能。 (なお、PS4版も更新データを受信することで全世界でのインターネット対戦が可能となる。) 他機種とのインターネット対戦、ローカル対戦はできない。 ■ゲームシステム インターネット 本作は全ての対戦ルールがインターネット通信対戦に対応。 ニンテンドー3DS版はWii U版と、PS Vita版はPlayStation 3版と、 それぞれ異なるハードのユーザー同士でもインターネットの通信対戦が可能。 上記以外の機種では、他機種とのインターネット対戦は不可能。 本作では何気にこれに先駆けて、3DSとWii Uのマルチプラットフォームを実現している。 1対1で勝負し勝敗によって自分のレートが変動する「全国パズルリーグ」(Nintendo Switch版、PS4版では「全世界パズルリーグ」)、 好きなルール設定で部屋をひらいてほかのプレイヤーやフレンドと対戦し勝ち負けでレートが変動しない「クラブ」の 2つのモードで対戦できる。 リプレイ 本作では対戦モードや1人用モードのプレイを保存して自由に鑑賞できる「リプレイ」機能が搭載されている。 保存したリプレイはインターネットに接続すると、他人に公開できる。 また、他人がインターネットで公開しているリプレイを見たり、保存する事も可能。 ダウンロードコンテンツ 『ぷよぷよ』シリーズでは初の有料のダウンロードコンテンツ配信が行われている。 PS4版、XboxOne版、Nintendo Switch版は他機種でダウンロードコンテンツとなっていた要素を全てソフト内に収録しており、 「アドベンチャー」モードを進めることで入手できる隠し要素になっている。 ■ルール 5つの対戦ルールと、6つのルールでハイスコアを目指してプレイする1人用の「とことん」モードが収録されている。 VS(ブイエス) 「ぷよぷよ」と「テトリス」の最も基本的ななルールで対戦するルール。 キャラクターセレクト時に「ぷよぷよ」か「テトリス」のどちらのスタイルでプレイするかを決定する。 「ぷよぷよ」は『ぷよぷよ通』に準拠したルール、「テトリス」は現在の標準的な対戦ルールとなっているが、 「テトリス」と「ぷよぷよ」が混ざっている場合は、「テトリス」でおじゃまが送られるタイミングが少し異なる。 ぷよテトミックス 「ぷよ」と「テトリミノ」が1つのフィールドに混ざって出現するルール。 このルールではテトリミノだけでなく組ぷよもHOLDできる。また、「クイックドロップ」「ハードドロップ」が使用可能。 連鎖中やラインクリアー中でもつぎの組ぷよ・テトリミノを操作でき、 すばやく消すことで連鎖数やラインクリアー数を加算させることができる。 過去作の『ぷよぷよ』ルールで言うところの「アクティブ」+「ちびぷよ」といった感じの内容。 そういえば、陣内智則のコントでこんな内容のネタがあったような気がする スワップ 一定時間が経過するたびに「ぷよぷよ」と「テトリス」のフィールドが交互に入れ替わるルール。 操作中のフィールドでゲームオーバーになると、もう片方が健在でも負け。 切り替わると、それまで操作していたほうの組ぷよ・テトリミノはそのまま自由落下する。 これを利用して、2つのフィールドで同時に連鎖とラインクリアーを発生させると「コンボ」となり、 相手に遅れるおじゃまの量が通常よりもアップする。 パーティー キャラクターセレクト時に「ぷよぷよ」か「テトリス」どちらかを選び、制限時間内に連鎖やラインを消して獲得したスコアを競う。 このルールでは、フィールドの上部までぷよやブロックが積みあがってもゲームオーバーにはならず、 フィールドが初期化されてプレイを続行できる(ただし、このときに相手全員にスコアが加算される)。 また、フィールド上にアイテムが出現することがあり、 アイテムを消す(となりでぷよを消す、アイテムを含めてラインクリアーする)事で、様々な効果を発揮する。 アイテムの効果は他人をじゃまするものと自分を強化するものがあり、 「サーチライト」「スピードアップ」「こおりづけ」等、過去の「ぷよぷよ」で見かけたものも存在する。 ビッグバン キャラクターセレクト時に「ぷよぷよ」か「テトリス」どちらかを選び、 ぷよぷよは常に「フィーバーモード」で、テトリスは常に「ラッキーアタックモード」で一定時間ぷよやブロックを消し続けるルール。 制限時間内(チャージタイム中)に連鎖やラインクリアーをし、全消しを目指しながら攻撃力を溜めていく。 その後ためた攻撃力を相手と相殺しあい、攻撃力が低かったプレイヤーがダメージを受ける。 (3~4人戦の場合は攻撃力がもっとも強い人以外の全員がダメージを受ける) HPが全て無くなると負けで、決着がつくまでチャージタイム→相殺の流れが繰り返される。 後に『ぷよぷよクロニクル』でぷよぷよ単独のルールとして収録されている。 とことん ハイスコアを目指してプレイする1人用のモード。対戦相手は登場しない。 「ぷよぷよ」は「とことんぷよぷよ」「とことんフィーバー」「とことんちびぷよ」の3つ。 「テトリス」は「マラソン」「40ライン」「ウルトラ(数分間スコアアタック)」の3つのルールがある。 ■キャラクター 旧『ぷよぷよ』シリーズ、『ぷよぷよフィーバー』シリーズ、『ぷよぷよ7』からのキャラクターと、 新たに用意された『テトリス』のキャラクター、合計24名がプレイヤーとして登場。 「ぷよテトミックス」「パーティー」「とことんちびぷよ」では、 キャラクターによってぷよの出現パターンなど、性能が異なっている。 また『ぷよぷよフィーバー』シリーズから、 プレイヤーとしては使用できないが、まんざいデモで登場するサブキャラクターが数人登場する。 ストーリーを進めていく「アドベンチャー」モードでは『ぷよぷよ7』同様いくつかの章で構成されており、 ひとつの章は複数のステージがあり、ステージごとに使用キャラクター及びルールが変化する。 また、CPUとの対戦ではない1人用のステージも登場する。 本作で登場するキャラクターは以下(カッコ内は担当声優)。 【『テトリス』キャラクター(本作の新キャラクター)】 ティ(水原薫) オー(冨永みーな) エス(堀江由衣) アイ(泰勇気) ジェイ&エル(美幸キャスリーン) ゼット(綿貫竜之介) エックス(矢尾一樹) 【『ぷよぷよ7』より登場】 あんどうりんご(今井麻美) ささきまぐろ(石狩勇気) りすくませんぱい(小野健一) エコロ(石田彰) 【『ぷよぷよフィーバー』シリーズより登場(プレイヤーキャラ)】 アミティ(菊池志穂) ラフィーナ(並木のり子) シグ(渕崎ゆり子) クルーク(園崎未恵) レムレス(山崎たくみ) フェーリ(前田ゆきえ) 【『ぷよぷよフィーバー』シリーズより登場(サブキャラ)】 リデル(並木のり子) アコール先生&ポポイ(倖月美和) ユウちゃん レイくん(仲西環) さかな王子(若林直美) おにおん&おに子(並木のり子) どんぐりガエル(若林直美) 【コンパイル製『ぷよぷよ』シリーズより登場】 アルル&カーバンクル(園崎未恵、仲西環) シェゾ・ウィグィィ(森田成一) サタン(逢坂力) ルルー(近藤佳奈子) ドラコケンタウロス(名塚佳織) ウィッチ(佐倉薫) すけとうだら(菅沼久義) 「いくぞ! 追……」 「……正で」 「「勝負だ!」」 「「えっ!?」」 「追記じゃないのか!?」 「修正じゃないの!?」 「そして」 「はじまっちゃうのーーー!?」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ティはぷよぷよシリーズでも珍しい、まともなキャラだったな -- 名無しさん (2014-03-05 23 27 33) チキュウ組より好印象だけど、版権がテトリスだから再登場はないんだろうな -- 名無しさん (2014-03-05 23 55 31) ぷよぷよとテトリスのトッププレイヤー同士の対戦動画が見たい。 -- 名無しさん (2014-03-06 04 39 28) テトリス側の主役はやっぱりTなんだな 使いやすさの勝利か -- 名無しさん (2014-03-06 10 00 48) ↑テトリスの頭文字が「T」だからというのもあるな。 -- 名無しさん (2014-03-07 08 10 21) りすくまに続きエックスと元サタン声優が揃っていくな -- 名無しさん (2014-03-08 16 50 29) エックスはぷよぷよとテトリスの交差、およびアルファベット24番目の文字、さらにはOミノの区切り線の十字を45度回転させたときの形というトリプルミーニングと予想。 -- 名無しさん (2017-06-11 00 19 51) テトリスの単独記事はあるのに、ぷよぷよの方が無いなんて -- 名無しさん (2019-12-18 22 51 21) ぷよテト2来たな。ティたち好きだったからまた会えて嬉しいぞ -- 名無しさん (2020-08-26 23 27 39) ↑それな -- 名無し (2020-10-25 21 45 33) 名前 コメント
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ぷよぷよeスポーツ ぷよぷよeスポーツ アーケード 概要 特徴 アーケード版 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 ぷよぷよeスポーツ 【ぷよぷよいーすぽーつ】 ぷよぷよeスポーツ アーケード 【ぷよぷよいーすぽーつ あーけーど】 ジャンル 落ち物パズルゲーム 対応機種 Nintendo Switch プレイステーション4 Windows(Steam) アーケード(ALL.Net P-ras MULTI Ver.3) 発売元 【Switch/PS4/Steam】セガゲームス 【アーケード】セガ・インタラクティブ 開発元 セガゲームス(ソニックチーム)(*1) 発売日 【Switch/PS4ダウンロード版】2018年10月25日【アーケード】2019年4月18日 【Steam版】2019年5月8日 【Switch/PS4パッケージ版】2019年6月27日 定価 【Switch/PS4ダウンロード版】2,036円(税込) 【Steam版】1,100円(税込) 【Switch/PS4パッケージ版】1,990円(税抜) プレイ人数 1〜4人 (アーケードは1〜2人) レーティング CERO A (全年齢対象) 判定 なし ポイント 対戦中心のeスポーツ向けタイトル 演出は簡素化 魔導物語・ぷよぷよシリーズ 概要 『ぷよぷよテトリス』をベースとして「ぷよぷよ通」「ぷよぷよフィーバー」ルールの対戦や大会使用に特化するよう開発された作品。 発売当時の「ぷよぷよ」公式大会では当時の据え置き向け最新作である『ぷよテト』が使用されていたが、大会利用にあたり第三者(プロデューサーインタビューより。おそらくテトリスの権利者であるザ・テトリスカンパニーなどを指していると思われる。)に許諾を得る必要があったため、ぷよぷよの対戦に特化したタイトルとして開発された。 また、機能を対戦面を中心に限定することによって価格を抑え、ぷよぷよの競技人口を広める狙いもある。実際に、ダウンロード版は発売からしばらくの間500円(税込)に大幅な割引がなされていたほか、定期的にセールも行われている。 当初はダウンロード専売だったが、2019年にはSwitchとPS4で同価格帯でのパッケージ版も販売。また、同年にAC版『ぷよぷよeスポーツ アーケード』も稼働開始した。収録モードの違いやAimeカードとの連動を除けばほぼ同内容のため、家庭用版と共に扱う。 特徴 基本的なシステムは『ぷよぷよテトリス』に準拠しているため、そちらの記事も参照のこと。 ルール 「ぷよぷよ通」「ぷよぷよフィーバー」の2つの定番ルールを収録。 全ルールで『ぷよテト』同様の2〜4人対戦やチーム戦、1人で1戦のみ行うワンプレイや、次から次へと現れるCOMと戦い続けるとことん対戦を行えるほか、オフラインで最大8人まで勝ち抜きトーナメントを組める「たいかいモード」を新たに搭載している。 クイックドロップのON/OFF、ハンデ設定、負けたプレイヤーが次の試合で有利になるブースト機能(火力アップ・落下速度緩和・連鎖のタネ)など、細かいルールも設定可能。 チャレンジ 2019年3月のバージョン1.03アップデートで追加。eスポーツ大会での予選などで使用することを想定した1人用モード。 タイム等のルールが固定のスコアアタックである「公式チャレンジ」、設定したタイムでスコアアタックを行う「スコアチャレンジ」、設定したスコアに達するまでの時間を競う「タイムチャレンジ」の3種類が用意されている。 レッスン パッケージ版発売に伴い追加された、過去作の「じゅぎょう」に相当するモード。DL版もアップデートで追加。 基本ルールをお手本を見ながら「基本」「応用」「研究」の3段階から段階的に学ぶことができる。 実践形式の「問題」ではガイドを見ながら、基本的な操作や階段積み、折り返しといった基本テクニックを一通り学べるようになっている、言わば簡易『なぞぷよ』に近いモード。全200問収録。 インターネット機能 インターネット関連のモードも『ぷよテト』に準拠しており、ランクマッチ「ぷよぷよリーグ」でレート戦、リプレイの閲覧などが可能。 また、「クラブ」は削除され、ルームマッチ「きがるにたいせん」に置き換えられた。 2020年8月のバージョン2.02では「かんせん」モードも追加され、他のプレイヤーの試合を観戦したり、応援スタンプを送ったりできるようになった。 アーケード版 アーケード版については久々のアーケード展開となった。シリーズ全体では2013年の『ぷよぷよ!!クエスト アーケード』以来、従来のルールに則った本編としては2003年の『ぷよぷよフィーバー』以来である。 収録モードが家庭用と少し異なり、アーケード版は対人戦の「全国対戦モード」「店内対戦モード」、1人用の「スコアアタックモード」の3モードのみ実装のシンプルな構成。家庭用版にある4人対戦や追加モードは存在しない。 「全国対戦」はネットワークを利用して全国のプレイヤーと、「店内対戦」は店内のプレイヤーとマッチングして対戦する。 マッチング待ちの間は1人用の「かちぬき」でプレイし、連勝数が記録される。マッチングが成立すると乱入によりCPU戦が一時中断されて対人戦に移行する。 ライフ制となっており、対人戦で1セット敗北 or 3セット連続で勝利、もしくはマッチング無しでCPU戦が一定時間経過によりライフが1つ消費される。ライフが全て無くなるとゲームオーバー。 大会用の用途として、CPU戦中に任意で現在のライフと残り時間を全て破棄して強制ゲームオーバーにすることも可能。 1人用の「スコアアタック」は「かちぬき」のルールで制限時間6分内でのスコアを競うというもの。こちらは途中乱入無し。 「Aime」カードを使えば戦績データやレーティング等の保存・アイコンのカスタマイズも可能。 アイコン設定などのカスタマイズ要素はAimeカードと無料の連動ウェブサイトを用いる形となる。 おまけとして1日1回のライフボーナス等も付与される。 操作は基本的に筐体備え付けのコンパネだが、外部USBゲームパッドの接続も行える。 全国のラウンドワンなど一部店舗ではオフライン専用・Aime非対応となった機能制限版の『ぷよぷよeスポーツ アーケード すぽっと!』も稼働している。 評価点 純粋にぷよぷよの対戦に特化している 面倒なモード解禁やキャラ解禁の必要もなく、買ってすぐに全ての要素で遊ぶことができる。 ルールも定番であるぷよぷよ通とぷよぷよフィーバーが収録されている。 『ぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversary』のフィーバールールのような深刻なバグもなく、問題なくローカル、オンラインで対戦を楽しむことができる。 一応、アップデートで追加の隠しキャラクター3体は出現コマンドが必要だが、これも簡単なコマンドのみで使用可能。 比較的抑え目の価格帯 対戦に特化した最低限の内容に抑えられているため、通常2000円前後と従来の作品より抑え気味の価格帯に設定されている。 本編シリーズのソフトの価格帯と比べると、比較的安価でぷよぷよの対戦を楽しむことができる。 特にsteam版は内容は変わらず通常1100円と抑え気味になっており、各種オンライン要素はもちろんのこと、リモートプレイにも対応している。 アイコンを設定できる スマートフォンアプリ『ぷよぷよ!!クエスト』由来の豊富なキャラ画像とカードの枠、背景を自由に組み合わせて、自分好みのアイコンを作れるようになった。作ったアイコンは対戦時にも表示される。 『ぷよクエ』ではあり得ない枠と背景の組み合わせも可能。豊富なキャラクターと合わせて個性を出すことができる。 色覚特異性に対応 従来の作品でもぷよのスキンの「イロガエ」で一部の色覚特異性には配慮されていたが、本作ではアップデートにより「3色覚」「1型2色覚」「2型2色覚」「3型2色覚」の4つの色覚特異性に対応した色フィルターをかけられるようになった。 コマンドを入力することで、自分のフィールドにだけフィルターをかけられる。そのため、違う色覚特異性を持った人同士の対戦にも対応している。 また、従来通り「モジ」「ソニック」などぷよの色によって形が違うぷよのスキンも存在。色覚フィルターと併用することもできる。 実装にあたり、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構の監修を受けている。この取り組みは各メディアでも取り上げられるなど大きな話題を呼んだ(参考)。 その他の評価点 『ぷよクエ』の仕様を引き継いで、全消し時にもキャラがボイスを喋るようになった。 「相殺演出」の追加。大連鎖による相殺中は画面上部にキャラが押し合う演出が追加され、視覚的にわかりやすくなった。 ルールエディットや対戦中のBGM・背景の選択などの基本的な設定はもちろんのこと、強化COMコマンド、通常対戦時のCOM強制敗北コマンドといったあると便利な要素も搭載されている。 過去作からの流用曲がほとんどを占めるものの、BGMは好評。『ぷよぷよフィーバー2』『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』などから懐かしの曲も復活しているほか、「Last from Puyopuyo2」「へっぽこ魔王最強伝説」の2曲はソニックシリーズで有名な瀬上純率いるCrush 40によるロックアレンジが新規収録された。 アップデートで追加された「チャレンジ」「レッスン」「かんせん」等の新モードはいずれも好評。 賛否両論点 キャラクターチョイス + 登場キャラクター 初代『ぷよぷよ』 アルル・シェゾ・ルルー・すけとうだら・ドラコケンタウロス・ウィッチ・カーバンクル・サタン・ハーピー 『通』『SUN』:セリリ・ラグナス 『フィーバー』 アミティ・ラフィーナ・シグ 『7』 りんご・まぐろ・りすくませんぱい 『クロニクル』 アリィ・ラフィソル(隠) 『ぷよクエ』 ヘド(悪魔ロックシリーズ)・スルターナ(魔人シリーズ)・シエル(天使シリーズ)・ホウライ(龍人シリーズ)・ハルトマン(天騎士シリーズ)・アレックス(童話シリーズ)・パプリス(隠)(*2)・ 戦乙女 (ヴァルキリー)アルル(隠)(*3) キャラクターの総数だけ見れば、『ぷよぷよクロニクル』から据え置きの24人+無料アップデートで追加された隠しキャラ2+1人。しかしスマホ版『ぷよぷよ!!クエスト』からもキャラクターが参戦した結果、従来のキャラが一部削減されている。 初代『ぷよぷよ』~『SUN』の旧コンパイル組からは『20th』以降定着したいつものメンバーが揃っている上に、『クロニクル』にてスキルバトル専用のサブキャラとして復活したハーピー、セリリ、ラグナスが正式なプレイアブルキャラとして昇格するなど、全体的に優遇気味。 一方で『フィーバー』は特にキャラが削減され、主役級のいわゆる「ARS」の3人のみ。過去作でおなじみだったクルーク、レムレス、フェーリなどが削減されたことがファンの不評を買った。 『7』『クロニクル』はもともとのキャラ数が少ないためエコロを除いてほぼ全員揃っているのであまり問題にはされない。 『ぷよクエ』からのキャラは全部で6(+1)キャラ。ルルーやラフィーナとお嬢様口調がかぶっているスルターナなど『ぷよクエ』プレイヤーから見ても疑問の残るチョイスもある。 しかもパプリスを除いて全員人型キャラであり、近年の常連だった人外キャラのさかな王子、おにおん、どんぐりガエルもリストラされたため、人外キャラがカーバンクル、すけとうだら、りすくませんぱい、パプリスの4名しかいなくなってしまった。『ぷよクエ』オリジナルキャラにも人外モンスターは多数存在するため惜しいところ。 スルターナの選出に関しては当時の『ぷよクエ』環境下において主に性能面で人気であり、2017年に行われた★6プレゼントキャンペーンで「みんなが選んでいるキャラクターランキング」の第1位に選ばれていたことも影響している可能性がある(*4)。尤も、スルターナが属し同じ性能を持つ「魔人シリーズ(*5)」の他のキャラを選んでキャラ被りを防ぐこともできたはずだが…(*6) ちなみに性別比は人型女性14名、人型男性8名、その他4名。『ぷよぷよ~ん』ほどではないが人型の女の子にやや偏っている。 一応、キャラクターの総数自体は『クロニクル』までの24キャラから2名増えている。しかしながらボイスチェンジは実装されていないため、バリエーションとしては過去作より少なくなっている。純粋なバージョン違いと呼べるのも2020年のアップデートで追加された戦乙女アルルのみ(アルルと同性能)。 過去作のツモパターンの流用 復活キャラクターや新規参戦キャラクターに関しては、フィーバールールにおいて従来の組ぷよのツモパターンが流用されているものが多い。 例えば、ハーピーはユウ レイ、セリリはさかな王子、シエルはクルーク、ホウライはリデル、スルターナはフェーリ、ハルトマンはレムレス、アレックスはアコール先生に対応している。 一応、これらは登場できなかったフィーバーキャラクターを性能面で愛用していたプレイヤーへの代替措置とも言えるのだが、各タイプ・連鎖倍率が微妙に変更されていたりする。 なお、『クロニクル』のアリィはおしゃれこうべ(スケルトンT)、ラフィソルはぞう大魔王のツモパターンの流用だが、やはりタイプが異なっている。 だが、何故か本作にも参戦している既存キャラクターと被っている者も存在し、ラグナスはシェゾ、ヘドはすけとうだらと同一パターン。ラグナスとシェゾは同じツモでもそれぞれタイプが異なるのでまだいいが、ヘドに至ってはすけとうだらとタイプまで一致しており、実質的に見た目の差しかない。 一応、すけとうだらはフィーバー連鎖、ヘドは通常連鎖のみごく僅かに倍率が上回っているという微妙な差分があるものの、ほとんど誤差の範囲であり、ほぼ同性能のキャラクターで貴重な2枠を潰してしまっている形となっている。 一方、アップデートで新規参戦となったパプリスは、『ぷよクエ』では雑魚キャラクター扱いだったのだが何故かひとりだけ完全新規のツモパターンを貰っている。 連鎖ボイスがカウントアップ形式に統一 連鎖ボイスは過去作と異なり、「通」「フィーバー」両ルール共通で、フィニッシュまでは『ぷよクエ』のように連鎖数の数字をそのまま読み上げ、連鎖が終わった時にキャラごとに5種類あるフィニッシュボイスを発する形式に統一された。 2連鎖まではカウントのみ、3連鎖でフィニッシュ1、4連鎖でフィニッシュ2、5連鎖でフィニッシュ3、6~8連鎖でフィニッシュ4(7・8連鎖は増幅ボイスあり)、9連鎖以上でフィニッシュ5(10連鎖以上は増幅ボイスあり)という形式。 アルルを例に取ると、フィニッシュ1~5に「ファイヤー」「アイスストーム」「ブレインダムド」「ジュゲム」「ばよえ~ん」が割り当てられている。2連鎖は「いち!」→「に!」3連鎖は「いち!」→「に!」→「ファイヤー!」4連鎖は「いち!」→「に!」→「さん!」→「アイスストーム!」12連鎖は「いち!」→「に!」→(中略)→「じゅういち!」→「ば・ば・ば・ばよえ~ん!」…のような形式。 ただし、相手からの予告ぷよを相殺し切った場合は本来のボイスの代わりにお返しボイスが発生する。 公式試合等に本作が使用されることから、客観的に見てどのキャラクターでも連鎖数がわかりやすくなったという肯定意見もある反面、従来の『ぷよぷよ』ならではの個性や派手さには欠ける。 上記のアルルについても、従来の「ぷよ通」ルールとボイスが異なり、3連鎖が「ファイヤー」、4連鎖が「アイスストーム」と少々違和感があったりする。 さらに人語を話さないカーバンクルとパプリスはカウントボイスが鳴き声であり、この2匹だけはボイスから連鎖数が判断できない。 また、連鎖ボイスに同時消しなどは一切考慮されていないため、2連鎖で多くのおじゃまぷよを送り込む「2ダブ」等では「いち!」→「に!」のカウントアップのみで大量のおじゃまぷよが送り込まれるなんて事態も発生する。 過去に『ぷよぷよフィーバー』ではおじゃまぷよの発生数に応じてフィニッシュボイスが変化する等の措置が取られていたこともあったが、本作では単純に連鎖数のみを見ている。 アミティのフィニッシュボイス5がおなじみ「ばよえ~ん」ではなく新魔法「ルミネシオン」になっているなど、本作オリジナルの変更点もある。 収録ルール 定番を選んでいるとはいえ、ルールが2つしかない。 特に通とは違った競技性を持つ初代ルールは収録しても良かったのではという声もある。 問題点 対戦特化のタイトルのため、演出やストーリーといったキャラゲー要素がカット、もしくは簡素化されてしまっている。 しかしながら従来のシリーズでコストをかけていたこの2点を削減することによって圧倒的な低価格で提供できたのも事実である。 演出の劣化 従来の本編シリーズの経験者が真っ先に指摘する問題点。全体的にスマホ版『ぷよクエ』寄りの簡素な演出にされてしまっている。 上記に挙げた連鎖ボイスの画一化に加え、連鎖アニメをはじめとするキャラクターイラストも『20th』『ぷよクエ』を流用(*7)したものをカットインでスライドさせるだけという、全く動かないものになってしまっている。 カットインの劣化が指摘されていた『ぷよテト』よりもさらに劣る形になる。さらに、勝利、ばたんきゅ〜時の立ち絵も用意されていない。 新規のイラストが用意されたのは衣装の描き直しを除くとカーバンクルとサタンのみ(*8)。 UIも『ぷよぷよテトリス』のものを流用しているため、同作を経験済みなら目新しさがない。 ストーリー性が皆無 「ひとりでぷよぷよ」はCPUとの1戦を行う「ワンプレイ」か、次々現れる相手を倒していく「かちぬき」のみ。ストーリー付きのモードは当然存在せず、従来のような漫才デモや勝利メッセージなども無い。 キャラクター数こそ多いが、本作単体で見ると見た目やボイスのみぐらいしか性格をうかがい知れる要素がなく、それも上記のように簡素化されてしまっている。 歴代キャラクターがアイコンとして登場したり、1人用のキャラクターセレクト画面やマニュアル(オンラインでも閲覧可能)にて参戦キャラクター達のざっとした紹介文が一応見られるが、キャラクター的な要素はその程度である。 一応、紹介文内で『ぷよクエ』の舞台である「プワープアイランド」についても言及されており、本作の舞台も『ぷよクエ』と同様であると推測されるが、当然ゲーム本編には何ら関わらない。 一人用のとことんモードがない 対戦モードに特化したためか、じっくりと遊べる「とことん」モードが削除されてしまった。『7』などにあった「れんしゅうノート」も搭載されていない。 前述通りとことん対戦の「かちぬき」モードはあるものの、これはコンピュータ相手に戦い続けるものであり、単純に一人で遊べる「とことん」モードが存在しない。 アップデートで一人用の「チャレンジ」が新たに追加されたが、こちらはどのモードも制限があり、やはりじっくり練習することはできない。 「公式チャレンジ」は120秒制限、「スコアチャレンジ」も60/90/120/180/240秒制限から選択式。設定された制限時間に到達すると終了。 「タイムチャレンジ」は目標スコアに到達するまでのタイムの少なさを競うモードで、5000/9000/2万/4万/10万/30万/1000万点から選択式だが、やはり設定スコアに到達すると当然そこで終了となる。 パッケージ版から追加された「レッスン」モードも、自分でフィールド内に自由に組める訳では無い。 一応抜け道として、「ひとりで」のぷよぷよ通の「ワンプレイ」のルール設定で「連鎖縛りを20など大きな値にし」、「CPU側が自滅しないようにハンデを激甘にする」ことで擬似的にとことんぷよぷよが可能になるが、この設定は記憶されないので毎回設定する手間がある。 「ぷよぷよ」の入門用に位置付けられているのに、初心者が自由に練習できるモードがないのは辛いところである。 フィーバールールのキャラ格差 具体的には通常大連鎖時のレートが高いルルーとサタン(後者は本作で強化)、フィーバー大連鎖が最高レートで通常小・大連鎖も強く多ツモのパプリスが強いとされている。 上級者同士の対戦ではどうしても大連鎖の撃ち合いとなるため、大連鎖時のレートが高い前述のキャラに加え、ラフィーナ・ラフィソル・シェゾ等が強い原因になっている。 シェゾとラグナスはツモパターンが同一なのだが、タイプと連鎖倍率の違いにより実質的にラグナスが劣化版となってしまっている。 一方、まぐろ等の小連鎖のレートが高い「こつこつジャブタイプ」系のキャラクター、「フィーバーで逆転タイプ」なのにレート最弱クラスのスルターナ、2個ぷよ10連続の後に3個・4個ぷよラッシュが来るという独特の積みづらさで実質ホウライの下位互換のドラコ等は弱いとされている。 セリリは「フィーバーで逆転タイプ」を名乗っているにもかかわらず、実際には通常連鎖の方が強く、フィーバーは平均値よりもかなり下と表記が嘘つき状態。 同じツモである『ぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversary』のさかな王子のようなタイプ詐欺の再来になってしまっている上、通常連鎖も大連鎖が弱い「こつこつジャブ攻撃タイプ」に近いレートのためかなり弱く、本作の中でも最弱クラスと言われている。 総評 低価格ながらぷよぷよ定番の2ルールを収録しており、対戦ツールとしては問題なく遊ぶことができる。 アイコン設定や色覚特異性への対応など、のちの作品に引き継がれた新たな取り組みも評価されるべきだろう。 しかしながらキャラ選や旧作から劣化した演出などには特にぷよぷよに「キャラゲー」としての側面を求めるシリーズファンからの不評が集まってしまった。一人用のとことんモードがないのもマイナス点。 とはいえ徹底したコストカットによりぷよぷよで遊ぶだけなら気軽に手にとることができる、ぷよぷよで遊ぶ敷居を下げるという当初の目的は十分に果たせている一作だと言える。購入する前には、ぷよぷよシリーズに何を求めるかを参考に決めるといいだろう。 余談 『ぷよクエ』ではボイスもなかった単なる雑魚キャラであるパプリスだが、本作ではプレイアブルに昇格し、連鎖ボイスもつけられた。ただし「パプパプ」「シャー」と鳴くだけ。ぷよクエでは人語を喋っているが本作では採用されなかった。 Steam版配信当初は英語名である『Puyo Puyo Champions』がタイトルとなっていたが、後に日本語タイトルが追加された。 次作にあたる『ぷよぷよテトリス2』ではキャラクター数の増加が行われたが、本作に登場した『ぷよクエ』メンバーはいずれも続投されなかった。 本作発売以降、セガ開催によるぷよぷよ公式大会は基本的に本作を使用して行われることになった。 関連して、本作のeスポーツ特設サイトや、コミュニティサイト「ぷよぷよキャンプ」等も開設され、本作を使用した初心者向けのガイド等がサイト上に公開、オンラインのコミュニティ大会も毎月開かれるなど、タイトル通り競技用に特化した運用が行われている。 『ぷよぷよテトリス2』発売後も本作が継続して「大会用のガチ対戦用途」という位置づけであり、カジュアルなあちらとの棲み分けがなされている。